余談<Tir-na-n'gとは?> ケルト神話に伝わる楽園の名前です。楽園と言っても天国、つまり死後の世界ですね。 「ティル・ナ・ノグ」は「常春の国」とか「常若の国」という意味です。どちらかっつぅと春の方が好きですけど。 マル・メル(楽しき園)、メグ・メル(喜びヶ原)、イ・ブルセル(至福の島)とも呼ばれ、海の彼方や土中にあると言われています。 んが、モグラとか地底人的住人を想像したくないため、ここでは海の方の解釈に準じます。
海と空の狭間にある(つまりは異空間のこと)世界という某アニメに近いかもしれませんね。 その島は海の王マナナン・マクリルが治めており、尽きることのない「林檎」「豚」「麦酒(エール)」があったと言われています。 生きた人でもこの島に迷い込んだり辿り着いたりすることができ、行って帰って来た人々の話が神話に残っています。 しかし、大抵の場合、行っている間に人間界では数百年の時が過ぎているのです。 だから、島に住む妖精たちの言いつけ(帰った先の地面に足をつけてはならない、など)を守らないと、 灰になって崩れた、または老人になってしまった、と言い伝えられています(||゜Д゜)ヒィィィ!(゜Д゜||)
・・・・・・ん?浦島伝説じゃねぇか!! ・・とまぁ、取り乱すほどでもありませんでしたね。失礼しました。 ま、世界はひとつなんだから似たような伝説があっても不思議じゃないんですけどね。 妖精=乙姫、足をつけるな=玉手箱を開けるな、ってことなんでしょう。 このへんの考察はいずれどこかで・・・。
あ、ちなみに。 当然ですが相当奇特な方でない限り、「当サイトに来てしまったら帰れない」ということはありませんので安心してね〜(笑) |